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「スカイ・クロラ」について

もう一度、生まれてきたいと思う?
「君は生きろ。何かを変えられるまで」
「殺してくれる? さもないと私たち、永遠にこのままだよ」
《生きている実感のない若者=キルドレ》
この夏、押井守監督が空虚な日常を送るすべての人に“生きている意味”を問いかける。

 押井作品がなければ、あの『マトリックス』は生まれなかった――。それほど決定的で、革新的な影響力を、世界に向かって放ち続けてきた日本アニメーション界きっての天才・押井守。『フィフス・エレメント』のリュック・ベッソン監督も、『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノ監督も、その例外ではない。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』をはじめとする押井作品は、つねに時代の半歩先をとらえ、国内の熱狂のみならず、世界中の賞賛を集めてきた。




 そして2008年8月、その押井監督が「今、若い人たちに伝えたいことがある。」という思いのもとに、あえてこれまでの演出手法を封印し、あらゆる才能とのコラボレーションを実現させて作り上げたエンターテイメント作品が、この『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』だ。  著作総発行部数1000万部突破のベストセラー作家・森博嗣の人気シリーズに描かれる永遠の子供たち《キルドレ》の物語。思春期の姿のまま成長をやめ、大人にならない彼らに約束された永遠の命。原作を読んだ押井守の目に映った彼らは、平和であるが故に生きている実感を持てない今の若者の姿そのものだった。




 ショーと化した戦争のパイロットとして、終わりのない生を拒絶するかのように大空に飛び立っていくキルドレたちの命懸けの戦い。彼らが背負う逃れがたい宿命と、時を超えた切なすぎる愛。時代の空気感をまとった彼らの繊細な“気分”をすくい取るにあたって、押井監督は脚本を自らではなく『世界の中心で、愛をさけぶ』『クローズド・ノート』の新鋭・伊藤ちひろに託すことで、若い世代のリアルな心情をつむぎ出すことを目指した。




 音楽は『デスノート』『デスノート the Last name』『リング』などの大ヒット作で知られる川井憲次。アニメーション制作を手がけるのは、世界屈指のアニメーション制作スタジオ「プロダクション I.G」。主人公たちがさまざまな思いに揺れる地上シーンは、繊細かつ微妙な感情を手描きのセルアニメーションで表現。彼らが命を懸けて戦う空では、最新技術を投入した3DCGによる、圧倒的な戦闘シーンが繰り広げられる。




 ボイスキャストには、『バベル』で世界を唸らせた菊地凛子と『それでもボクはやってない』『硫黄島からの手紙』の加瀬亮をはじめ、栗山千明、谷原章介がキルドレたちを熱演。押井作品史上初の、大胆にして豪華なキャスティングは、それぞれがピタリと役柄にはまり、永遠の子供たちにリアルな時代の息吹を吹き込んだ。




 押井守のもとに集結した望みうるかぎり最高のスタッフとキャスト。生きる実感を持つ事が出来ない現代に、押井守監督が問いかける“生きている意味”とは。 《生きている実感のない若者=キルドレ》の物語がこの夏、生まれる──。




− スタッフ −
原作/森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
監督/押井 守
脚本/伊藤ちひろ
音楽/川井憲次
製作プロデューサー/奥田誠治・石川光久
プロデューサー/石井朋彦
演出/西久保利彦
キャラクターデザイナー・作画監督/西尾鉄也 
美術監督/永井一男 
メカニックデザイナー/竹内敦志 
レイアウト設定/渡部 隆
色彩設定/遊佐久美子
ビジュアルエフェクツ/江面 久
CGIスーパーバイザー/林 弘幸
CGI制作/POLYGON PICTURES 
サウンドデザイナー/Randy Thom・Tom Myers
音響監督/若林和弘
整音/井上秀司
製作/「スカイ・クロラ」製作委員会 
制作/プロダクション I.G 
配給/ワーナー・ブラザース映画


− キャスト −
草薙水素/菊地凛子
函南優一/加瀬 亮
土岐野尚史/谷原章介
三ツ矢碧/栗山千明

日本テレビ プロダクション I.G 提携作品 原作: 森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊) (c)2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会

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