『テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Final』の製作を記念して、『テニスの王子様』に関連する300曲以上の楽曲の中からセレクトした100曲をまとめて歌ってしまおうというイベント『テニスの王子様100曲マラソン』が3月16日、神奈川・パシフィコ横浜にて開催され、各回約5,000人ずつ計約1万人が歴史的な瞬間を見届けようと会場に集まった。イベントは大阪、名古屋、札幌、福岡の全4カ所にもクローズドサーキットとしてライブ中継され、前代未聞の壮大なスケールで日本じゅうを“テニプリ旋風”に包んだ。
●前半部分は46曲。怒涛のスタートだ! 開演前、リョーマと手塚による注意事項の影ナレが始まると大きな歓声が上がった。そして待ちに待った100曲マラソンのOPは「future」からスタート。出演者も越前リョーマ役の皆川純子さん、跡部景吾役の諏訪部順一さんをはじめ、総勢33名にも及び、出演者全員がステージ上にそろうと大きなステージも狭く感じられ、あまりの壮大な景観に圧倒される。
1曲歌い終わると皆川さんが「みんな!お待たせ!!とうとう始まりました100曲マラソン。キャストもこんなにそろっちゃいました!『テニスの王子様』が新たな伝説をまた打ち立てようとしています。みんなも一緒に伝説を作ってください」と、キャストを代表してあいさつ。その後、横浜、札幌、福岡、大阪、名古屋と各会場へ呼びかけ、「みんなテンション上げていくぜ。最後まで最高潮に盛り上がってください!」と全国を盛り上げる。
序盤は青酢、キャップと瓶という青春学園中等部メンバーのユニット曲、各メンバーのソロ曲が続く。ステージ中央のスクリーンには各キャラの映像と曲目が随時表示されていった。
15曲目となった忍足・手塚・乾のユニット、眼鏡's(メガネーズ)は「Go!Go!眼鏡's」で8人のチアガールをしたがえ、赤、青、黄の色別でおそろいのTシャツを着て登場。マストアイテムのメガネをいじるたびに歓声が上がっていた。18曲目の「CROSS WITH YOU」からは氷帝学園中等部のコーナーへ。「俺様についてきな!」の跡部のセリフで会場は沸騰。その勢いのまま、各メンバーのソロ曲を歌い、跡部をフィーチャーした「チャームポイントは泣きボクロ」では諏訪部さんの曲に全員でコーラス&振り付け。ステージを盛りたてた。
25曲目「Joy to the World」から六角中学等校、28曲目「赤く染める月」から立海大附属中学校とライバル校のキャラソンが続き、34曲目の青酢の「WHITE LINE」、35曲目のキャップと瓶の「おめっとサンバ」、青酢+キャップと瓶の「DEPARTURE」と再び青学(せいがく)メンバーの曲になると全員青学ジャージで登場した。
37曲目の「Autumn Breeze」から比嘉中学校、41曲目の「ゴンタクレ」から四天宝寺中学校、44曲目は「貴一の早口言葉」で柳蓮二役と兼ね、九鬼貴一役として竹本さんが再登場した。ラッパーに扮して決めていたが、そこに手塚、海堂、桃城の「男の美学」と知念と樺地のトング隊の「や・き・に・く」がクロスオーバーで混じっていき、ここまで46曲を歌ったところで前半は終了となった。
●公開生アフレコ、そして後半へ! ここでなぜか肉々苑のエプロンを付けた出演者がステージ上に集合して、公開生アフレココーナーに。4月25日に発売される『テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Final』Vol.0は全国大会決勝を前に学校対抗焼肉大食いバトルが行われるという番外編(「や・き・に・く」はそのテーマソング)。いち早くその映像を披露し、更にキャストが生でアフレコするところが見られるというファンにはたまらない企画。焼肉をめぐる激しいバトルの末、脱落していく挑戦者達、最後に勝ち残るのは……爆笑しながらもその勝負の行方を見守ったお客さん達だったが途中でスクリーンが真っ暗に。「あとはDVDで楽しんでください」ということで生アフレココーナーは終了した。
再びライブに戻り、47曲目の「渚のINVITATION」からデュエットコーナーへ。「STAND UP」を歌い終わった後、なんと原作者の許斐 剛先生がステージに現れ、「Go」をリョーマとデュエットした。これには会場もビックリ。激しいテンポの曲だが気持ち良さそうに歌い上げる先生に大きな声援がとぶ。
サプライズの後はJ-POP史に残る名曲であり、本作でも何度かカバーされてきた「バレンタイン・キッス」を、真田バージョン、跡部バージョン、忍足バージョンのメンバー全員で歌った。「これで3曲消化しました」と木内さんが言うと場内からも笑いが起きた。
59曲目の「て〜つなご。」からソロ曲が続く。65曲目の「約束」から5曲連続でリョーマ、87曲目の「KING’S GAMBIT」から5曲連続で跡部が歌う圧倒的なステージは70曲目の「菊ちゃんのソーラン節」以外、「NEVER END」まで約30曲続いた。
93曲目の「踊りませんか?眼鏡’s」からユニット曲に。青と瓶と缶が「Gather」を歌っている時に全員がステージに戻ってきた。この曲が終わると遂に99曲となっていた。100曲目まで残り1曲。ラストに選んだ曲は原作マンガの最終回で披露された許斐先生作詞の曲「Dear Prince〜テニスの王子様達へ〜」。歌う前に許斐先生から「この8年8ヶ月の間『テニスの王子様』を応援してくれてどうもありがとう」と感謝の言葉が述べられると会場から温かい拍手が送られた。「応援してくれたみんなと、『テニスの王子様』に関わったすべての人達への感謝の気持ちを込めて作りました」と感慨深く語る先生。その詞に隠されたメッセージについて語ろうとすると「それは言わないほうが……」と止められて苦笑い。「それは皆さん自身で探してください」と話して曲紹介から100曲目に突入した。これまでの『テニスの王子様』の名場面や最終回のシーンが脳裏を巡る。出演者と一緒に歌う人、こぶしを上げる人、涙を流す人、それぞれのお客さんが100曲目に耳を傾けた。
●完走後もまだまだ走る!皆川さん「テニプリ最高だ!」 100曲マラソン完走! だが興奮と感動は止まらない。アンコールの拍手も鳴りやむ気配もない。そんな最高潮の雰囲気の中でユニット・GIGSが「Flower-咲乱華-」が登場。そして皆川さんが出演者全員を呼び込むと全員おそろいのイベントTシャツでステージに現れた。「みんな、まだ疲れた様子がないの? すごいね!」と驚きながら、皆川さんから「この日を迎えられたのは応援してくれる皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます」とお礼を述べると全員も客席に向かって頭を下げた。そしてこの日、最後の曲は「We Love TENIPURI」。『テニプリ』の世界観と各メンバーの個性を表した『テニプリ』ファンのためのアンセムだ。そんな曲を“一人ひとりが想いを込めて”歌った。WOWの大合唱。曲が終わると皆川さんは「テニプリ最高だ!」と絶叫した。そして出演者全員でカーテンコール。「最後まで盛り上げてくださってどうもありがとうございました」とあいさつし、一人ひとりが名残惜しそうにステージを去っていった。
原作マンガは終了したが、アニメはいよいよ全国大会決勝と佳境に突入、いよいよクライマックスへ、その助走としては最高のスタートを切って走り出した。4月25日のVol.0を皮切りにリリースされるOVAシリーズも見逃せない。
「これからもまだまだ歌うよ」と皆川さんが歌っていた通り、『テニプリ』はまだまだ進んでいく。そんなパワーを感じさせてくれたステージだった。今回はたくさんの応募があり、抽選となったため参加できなかったというファンにも朗報。この伝説のステージの模様は6月25日にDVDとしてリリースされることも決定。ディスクにはこの日のステージのほか、リハーサルやバックステージ映像も収録されており、イベントに参加した方はもちろん、できなかった方もメモリアルアイテムの一つとしてぜひゲットして感動を味わってほしい。
<Staring>
皆川純子(越前リョーマ)、置鮎龍太郎(手塚国光)、近藤孝行(大石秀一郎)、甲斐田ゆき(不二周助)、津田健次郎(乾貞治)、高橋広樹(菊丸英二)、川本成(河村隆)、小野坂昌也(桃城武)、喜安浩平(海堂薫)、諏訪部順一(跡部景吾)、木内秀信(忍足侑士)、楠田敏之(宍戸亮)、保志総一朗(向日岳人)、鶴岡聡(樺地崇弘)、浪川大輔(鳳長太郎)、岩崎征実(日吉若)、永井幸子(幸村精市)、楠大典(真田弦一郎)、竹本英史(柳蓮二・九鬼貴一)、増田裕生(仁王雅治)、津田英佑(柳生比呂士)、森久保祥太郎(切原赤也)、豊永利行(葵剣太郎)、織田優成(佐伯虎次郎)、大黒和広(黒羽春風)、竹内幸輔(天根ヒカル)、新垣樽助(木手永四郎)、吉野裕行(平古場凛)、中村太亮(甲斐裕次郎)、末吉司弥(知念寛)、細谷佳正(白石蔵ノ助)大須賀純(千歳千里)、杉本ゆう(遠山金太郎)、許斐 剛
Live■08.3.16「テニスの王子様100曲マラソン」[神奈川・パシフィコ横浜] SET LIST
1.future(全員)
2.FREEDOM(青酢:越前リョーマ、手塚国光、不二周助、大石秀一郎)
3.Don’t Look Back(青酢:越前リョーマ、手塚国光、不二周助、大石秀一郎)
4.ロック☆54!?〜ロックな人を探してみよう〜(キャップと瓶:菊丸英二、乾 貞治、河村隆、桃城 武、海堂 薫)
5.飛んで!回って!また来週(キャップと瓶:菊丸英二、乾 貞治、河村 隆、桃城 武、
海堂 薫)
6.Dreaming on the Radio(越前リョーマ)
7.虹(手塚国光)
8.遊びに行かないか?(河村 隆)
9.DISTANCE(乾 貞治)
10.シャッターチャンスは一度だけ!〜ピンポイントスマッシュVERSION〜(不二周助)
11.Chain Reaction(海堂 薫)
12.ホントの気持ち(大石秀一郎)
13.Come Together(菊丸英二)
14.SAYONARA(桃城 武)
15.Go!Go!眼鏡’s(眼鏡’s:忍足侑士、手塚国光、乾 貞治)
16.真夏の眼鏡’s(眼鏡’s:忍足侑士、手塚国光、乾 貞治)
17.キラ★キラ眼鏡’s(眼鏡’s:忍足侑士、手塚国光、乾 貞治)
18.CROSS WITH YOU(跡部景吾)
19.銀の剣(忍足侑士)
20.DA・DA・DA(向日岳人)
21.RISE-下克+上等-(日吉 若)
22.ALive(宍戸 亮)
23.Next Gate(宍戸 亮、鳳 長太郎)
24.チャームポイントは泣きボクロ(跡部景吾、忍足侑士、宍戸 亮、向日岳人、樺地崇弘、鳳 長太郎、日吉 若)
25.Joy to the World(黒羽春風、天根ヒカル)
26.サンセット・ウェイ(佐伯虎次郎)
27.Honey Bee(葵 剣太郎)
28.赤く染める月(切原赤也)
29.Hot Illusion(仁王雅治)
30.Come on! Let’s go!(仁王雅治、柳生比呂士)
31.Dream to Remember(柳 蓮二)
32.夢の続き(幸村精市)
33.KEEP GOING ON!(真田弦一郎)
34.WHITE LINE(青酢:越前リョーマ、手塚国光、不二周助、大石秀一郎)
35.おめっとサンバ(キャップと瓶:菊丸英二、乾 貞治、河村 隆、桃城 武、海堂 薫)
36.DERARTURE(青酢+キャップと瓶:越前リョーマ、手塚国光、不二周助、大石秀一郎、菊丸英二、乾 貞治、河村 隆、桃城 武、海堂 薫)
37.Autumn Breeze(木手永四郎)
38.道しるべ(知念 寛)
39.I☆FEEL☆FREE(平古場 凛)
40.太陽(てぃーだ)の島(甲斐裕次郎、木手永四郎、知念 寛)
41.ゴンタクレ(遠山金太郎)
42.BIBLE(白石蔵ノ助)
43.Brilliant Brain(千歳千里)
44.貴一の早口言葉(九鬼貴一)
45.男の美学(手塚国光、海堂 薫、桃城 武)
46.や・き・に・く(トング隊:知念寛、樺地崇弘)
47.渚のINVITATION(不二周助、河村 隆)
48.タイプはD!(大石秀一郎、菊丸英二)
49.KA・BA・JI(跡部景吾、樺地崇弘)
50.スパイラル(忍足侑士、向日岳人)
51.Brandnew Days(宍戸 亮、鳳 長太郎)
52.TRICK,FAKE,or TRUTH(柳 蓮二、仁王雅治)
53.楽園へ(知念 寛、平古場 凛)
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