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テレビシリーズも佳境を迎えた本格将棋サスペンスアニメ『しおんの王』DVD発売記念イベント開催!シリアスな本編とは違う爆笑連続の楽しい内容にファン大盛り上がり!  ( 2008年03月21日 )

 現在放送中の本格将棋サスペンスアニメ『しおんの王』のDVD発売を記念して、3月2日、東京・ポニーキャニオン内イベントスペースにてトークイベントが行われた。

 出演は安岡紫音役の川澄綾子さん、齋藤歩役の朴王路美(※王路は代用文字を使用)さん、二階堂沙織役の水野理紗さん。簡単な自己紹介の後、早速、作品についてのトークコーナーになった。

●朴さん「演技はすごく難しかった!」



 まず紫音を演じてみての感想について川澄さんが「最初はすごく難しいだろうなと思っていました。しゃべれないっていう部分を結構考えたんですけど、“アドリブはいらないです”と言われて。のどを押さえながらしゃべる練習とかしてたのはいらないんだって(笑)。実際に演じてみると難しかったような、難しくなったような……。1話のAパートではほとんど息づかいのみで、絵も世界観もリアルなので大げさにしちゃうとおかしい。でもそれがなくなると紫音がいることがわからなくなってしまうし。紫音の周りに音や声が存在しないと静寂を意識づけるように……」と話すと、朴さんも「私達も結構大変だった。二人のシーンなのにマイク前には一人で……」、水野さんも「紫音と芝居しているはずなのに、川澄さんはずっと後ろにいて私達の芝居を見ていて」と言うと、川澄さんが「みんな、頑張ってるなって」と答え、場内は爆笑。「本当はうずうずしてて。でもしゃべったらしゃべったで“いらない”って言われちゃうから」(川澄さん)。司会者から川瀬敏文監督も絵と音楽だけで紫音を表現できるか、かなり悩んでたと明かされた。



 次に歩を演じた朴さんは「オーディションを受けた時、たくさん男の子が受けていて、“まあ、元々が男の子だからそれが正当だな”と思っていたら、採用と聞かされてちょっと複雑な心境でした(笑)。1話に臨むとAパートはセリフだけでしたが、Bパートではモノローグがあって、モノローグでは男の子で、セリフは女の子でやらなくてはいけないのですが、男の子だとわかってしまうシーンまでは悟られないようにしてくださいと言われて、“すごく難しい!”。だからBパートのモノローグはどちらにでもいけるニュアンスでやりました」と語った。また神園役の中尾隆聖さんとの衝撃のシーンについては「中尾さんがすごく集中されていて、迫力がありました」と語った。



 沙織役の水野さんは「紫音や歩と違って、等身大な自分でやれるんじゃないかと思ってたんですけど、やるにつれて普通がいかに難しいかというか、等身大でやると何もやっていないような気持ちにもなったりして、それは難しかったです。でもそのままではいけないし、多少は色もつけないといけないという加減がやっていくたびに難しくなっていきました」と語った後、「あと初めての巨乳キャラで……」と切り出すと川澄さんが「巨乳だと芝居が変わるの?」と突っ込んでまた場内は大爆笑。「でもプロデューサーに“初めての巨乳キャラなんですけど何かしたほうがいいんでしょうか?”と聞いたら“それは必要でしょ”と言われて。でもわからないので気持ちだけは巨乳になりました(笑)」と水野さんが話すと朴さんも「伝わったと思うよ」とフォローしていた。



●川澄さん「紫音のスカートがなぜ短いのか?」



 川澄さん達から紫音のスカートがなぜ短いのかという疑問が出され、「あれには理由があって、川瀬監督とキャラクターデザインの沼田(誠也)君が話し合って、今はスカートが短いからと決まったみたいです」と司会者が話すと「でも短すぎるでしょ!」と女性陣から追い打ちがかかり「お父さん役の松本保典さんは“うちの娘にこんな格好させない”と言ってました」という情報も。「私達も初めて見た時、ビックリしたよね」(朴さん)、「おへそやお腹まで出そうな勢いで」(川澄さん)、「それが沼田君のこだわりで天真爛漫な小学6年生は走っている時、おへそが見えても気にならないんだと」(司会者)、「そんな小学6年生はいませんよ!」(川澄さん)。



 また他のキャストについてのエピソードを聞かれると「多すぎて……言えません(笑)」(朴さん)、「みんな、くどくて(笑)。嫌なのがみんな冗談で“今の芝居は……”とダメ出しするところ。特に久谷役で本人もそっくりそのままな感じの松川貴弘さんはダメ出ししてほしそうにこっちのほうを見るんです」(川澄さん)、「“何でダメ出ししてくれないんですか〜”って」(朴さん)、「噛んだ後は必ず朴さんを見るんです」(川澄さん)、「“俺、やりましたよ!”みたいな感じで。本当、ウザかったぁー。(笑)彼の劇団のお芝居を見た時も本編はおもしろかったのに大事なシーンで噛んだ時は同じ表情だった」(朴さん)、「ドMですよね。本人はドSって言ってますけど」(川澄さん)、「劇団の人達と飲みに行ったら、“松川はドSなんです”って言ってたね」(朴さん)、「松川さんは劇団ではドSの部類だったんです。皆さんにいじられているところを見て、劇団の方も新鮮だったそうです」(水野さん)、「あと劇団の人が“しおんの王”ごっこをやってた」(川澄さん)、「リアルタイムで見ているみたいで。あと松川さんは久谷をやるようになってからひざが見える短いズボンをはくようになりました」(水野さん)、「外から入りすぎだよね。巨乳と一緒で。君達、同じ出身なんだよね?」(朴さん)、「同じ匂いがします(笑)」(水野さん)。



 また、音響監督の郷田ほづみさんが、本編でも羽仁真役で出演していることにも触れ、「郷田さんはすごいなと思いました。自分のセリフを言った後、人のセリフもチェックしていて」(川澄さん)、「郷田さんは別録りになるのかなと思っていたら、テストの時も一緒に掛け合いもやってくれて」(朴さん)、「郷田さんは“NGが出しづらい”と言ってました」(司会者)、「だけど……1話の最初にNG出したのが郷田さんで、“これでみんなNG出しやすいでしょ”って」(朴さん)、「あと郷田さんが自分のを録った後、ブースの向こうのトークバックで指示があるじゃないですか。それで“シーン○、羽仁のセリフが押したんで録り直します”って。それで私達も“真ですか? 悟ですか”と(笑)」(川澄さん)、「すごく懐が広い方ですよね。羽仁の出番に合わせてシーンごとに録っていたので普通とはちょっと違う現場でした」(朴さん)、「時々、“メモをしているのがノイズになっちゃった”と悔やまれていることがありました。私達も書かれていると思うとドキドキします。自分がやった後にメモをしていると“あっ、ダメなのかな”って」(水野さん)、「“あっ、噛んだな”と思うと後ろで郷田さんのペンの音が(笑)」(川澄さん)、「私、全然気付かなかった! よかった気付かなくて(笑)」(朴さん)。



●水野さん「最終回は視聴者の方の目線で演じました」



 この後が19話のオンエア翌日で残り3話となったところで、最終回については「視聴者の方と同じように“犯人は誰なのかな”と考えながら演じました」(水野さん)、「最終回の紫音の“チッ”という息に注目です。3回繰り返されますが、すごいことになっていますので、最後の最後まで楽しみにしていてください」(朴さん)、「衝撃のラスト、ですね。私達は犯人あてですごく盛り上がってたんですけど、皆さんも同じように犯人が誰なのか、推理しながら楽しんでほしいです」(川澄さん)。このコーナーの最後で、3月に発売されるDVD3巻のブックレットで川瀬監督と郷田音響監督がキャスト陣について語っていることが知らされ、3人は口をそろえて「怖〜い」と言っていた。



 次のコーナーは質問コーナー。参加者の方からいただいた中で一番多かったのが「しゃべらない役ということで苦労したことと、普通のしゃべる演技と演技プランは違うのか」という内容のもので、川澄さんは「他の方も対局になればモノローグがメインになりますけど、紫音は100%モノローグで、心の声って誰に対しても作っていないじゃないですか。偽りない心なんだと思えたのが新鮮で、人間って言葉にしたことと違ったことを考えていたりするけどそれはこの子にはないと頭に置かないといけないと思いました。それと心の声はすべてということで普通のセリフよりは発音をしっかり目にしようと心がけました。モノローグではウイスパーっぽくなったりするけどそういうこともしませんでした。あと、ほんの何回か声を出すシーンがあったんですけど、長年声帯を使っていない人間はいい音が出るわけないんじゃないかと郷田さんに相談したら“そこはアニメだ”と(笑)。いろいろ考えましたね」と語った。



 続いてスタジオディーンの松田プロデューサーから寄せられた質問で、「最初に物語の結末を教えないまま収録に臨んでもらいましたが、やっていく中で盛り上がったことやキャラを演じる上で変わったことがありますか? 例えば犯人を知っているのと知らないのとでは演じ方は違いますか?」(司会者)、「違いますね。でも本当に教えてもらえなかった。相当問い詰めたし、お酒を飲む時には吐くまで飲ませて」(川澄さん)、「その時、私は途中で出なくちゃいけなくて、あとは綾ちゃんと松風(雅也)君に託して、“聞いておいてね!”って」(朴さん)、「朴さんにああ言われちゃったからとお酒をどんどんついで」(川澄さん)、「でもミスリードされましたね」(水野さん)、「シリーズ構成の山田隆司さんはヤバかったみたいですよ」(司会者)、「そう! もう少しで口を割りそうだった(笑)。監督はずっと“どうだろうね、どうだろうね”って。うまかった」(川澄さん)。



●ドーナツをめぐる熱いクイズバトルへ



 3つ目のコーナーは「“しおんの王”の王は誰だ?」と題されたクイズコーナー。最初は自信なさそうだった3人だが、優勝の景品が有名なドーナツのBOXセットと聞くとが然やる気に。3人には解答を書くスケッチブックとペンが手渡された。



 1問目の「紫音の兄弟子の名前をフルネームで答えよ」に「私、松川さんのフルネームもわからない(笑)」(川澄さん)、「久谷ドM松川」(朴さん)など「最低ランク」の問題から既に頭を悩ませる二人に対して、「久谷徹」と答えた水野さんが正解。2問目は「羽仁兄弟のフルネームは?」も正解したのは水野さんだけ。そんな二人に同情して最終問題は3点に。問題は「自分のキャラの最初のセリフ」(正解は紫音が「何だろう、この気持ち。一手指すごとに大きくなる」、沙織が「紫音ちゃん? あなたが紫音ちゃん」、歩が「すいません。そこいいですか?」)だったが、ここは朴さんが奮起して惜しい答えを書き、同じく近い答えを書いた水野さんと場内の拍手による決戦投票になったが、水野さんに軍配が上がった。敗れた川澄さんと朴さんは「あとで1コでいいからわけてね」と懇願していた。



 そしてサイン入り台本を巡るジャンケン大会の後、イベントもエンディングになった。出演者から皆さんから「もう佳境に入っていますが、テレビで見終わった後もDVDで見ると“あっ、これが伏線だったんだ”など楽しめると思います。“しおんの王”と最後までお付き合いください」(水野さん)、「将棋の話と聞いた時は単純に将棋で戦うで戦うヒューマンドラマかと思っていたら、そこにサスペンスも加わっているというおもしろい作品です。作家さんやスタッフさん達が熱く楽しんでいて、伏線だらけのストーリー展開なので1回見終わった後、“あっ、あそこどうだったかな”と思いを巡らせられる作品になったと思うのでDVDをお手元に置いて見てください」(朴さん)、「20話からの3話はものすごい展開で、今まで私達が毎週、“どうなるんだろう?”と言っていたすべての答えが出るので見逃さないでほしいと思います。このイベントでいろいろ言いましたが本当かどうなのかはぜひ見て確認してください。私も後でまたDVDで見たいと思います」(川澄さん)というメッセージが送られてイベントは終了した。



 昨年末にアフレコが終わっているため、結末に関わるエピソードを口にしそうになるたびにこらえるのが大変そうだった出演者の皆さん。しかし話の流れからは予想を超える衝撃的な結末になりそう。将棋サスペンスアニメという意欲作の結末がどうなるのか? 最後まで目が離せない。そしてここまで見続けた人も見逃した人も現在、リリースされているDVDシリーズでチェックしてほしい。

 



 



 



 



 



 





Copyright (C)かとりまさる・安藤慈朗・講談社/「しおんの王」製作委員会


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