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2月21日に発売されるPS2用ソフト『ラストエスコート2〜深夜の甘い棘〜』のドラマCD化が決定し、3月25日にリリースされる。『ラストエスコート2』はホストクラブ、ゴージャスを舞台にした恋愛シミュレーションゲームの続編。
このドラマCDは『ラストエスコート2』のお話のその後を描いたストーリーで、ホストという職業につく彼らの隠れた苦悩や葛藤を描きつつ、ゲームでは見られなかったキャラクター達の意外な一面や新たな魅力が見られる1枚になりそう。
都内で行われた収録では玲司役の下野紘さんが取材陣から「その衣装はホストを意識されたのですか?」という質問に「『ラストエスコート2』の取材と聞いて頑張ってみました」と語ると共演者からも笑いが起きるなど収録中の和やかな雰囲気が垣間見える一面もあった。
このドラマCDの出演者は下野紘さん(玲司役)、田中一成さん(香希役)、寺島拓篤さん(涼役)、泰勇気さん(天祢一星)、野島健児さん(マコト役)、伊藤健太郎さん(竜崎直夜役)、檜山修之さん(黒須雅也役)ほか。
今回の収録後にこのドラマCDに出演する下野紘さん、田中一成さん、寺島拓篤さん、野島健児さん、檜山修之さんにお話をうかがった。
――まずご自身が演じられた役どころについてご説明ください
檜山修之さん(黒須雅也役):よくわかりません、今回のドラマの立ち位置が(笑)。元々、僕の役は『ラストエスコート』では未成年ホストとして出ていて、『ラストエスコート2』では医学生として出演していて、ホストとして参加していないんですけど、どういう流れで野島のキャラに引っ張られてゴージャスにやってきたのか、よくわからないまま、流されるままにドラマに参加しました。
寺島拓篤さん(涼役):ゴージャスの中では盛り上げ役を担当し、明るいムードメーカー的なホストなんですけど、今回のドラマCDではなかなか盛り上げるところを見せることができず、ひたすら周りの空気を見て気を使っている感じがします。ドラマCD全体的にまじめな話が多かった感じで続きそうな終わり方なのでどうなるんでしょうか?
下野紘さん(玲司役):ホストになりたてに近いくらい経験がないんですが、元来の人懐っこさみたいな部分がお客さんに受けているようです。主人公の女の子と絡む時も子犬のようにキャンキャンみたく言っている感じで。でもドラマCDではそういう部分が一切なく、玲司が感情をあらわにするシーンが多くて、玲司のシリアスな面をピックアップされている印象があります。
野島健児さん(マコト役):ゲームでは一人の収録だったので今回一緒に録って「みんなのキャラクターはこういう感じだったんだ。みんな、濃いな〜」と思いました。
田中一成さん(香希役):お前が一番濃いよ!(笑)
野島さん:マコトはツンデレというか、周りを気にせず、我が道を行くという役どころなので他人と接しないようにしている人間ですが、ちゃんとそれぞれのキャラクターの見どころが物語の中に入っていて、マコトのおとなしい面とカッと怒ってしまう面などいろいろな感情の動きがあって、おもしろいストーリーになっていて、聴きどころがいっぱいあって、演じていても楽しかったです。
田中さん:ホストなのに割と俺様的で「飲め!」、「座れ!」みたいな人なんですが、ゲームをやっている時もそんなのでうまく接客業ができるのか、心配でした。ちょっと変わった奴だなとずっと演じながら思っていたんですけど、今回のドラマCDでその辺がコミカルに描かれていて、「こういう立ち位置がおいしいな」と思いつつ、非常に楽しませていただきました。全体的な作りとしては大人っぽい雰囲気があって、しっとりと流れるように、それでいてところどころ熱さがあって、そういう部分を楽しんでいただければいいなと思います。
――ドラマCDの中で印象的な場面やセリフなど挙げていただけますか?
檜山さん:具体的なシーンやセリフはないけど、雅也はしゃべり過ぎです(笑)。基本的にあんなにせつせつと語るキャラじゃなかったはずなのに。そのあたりがおもしろかったですね。役者としてはセリフがあるのはうれしいことなんですけど……。マコトと似ているところを感じたからああなったのかな。『ラストエスコート』では違う意味で接客業に向かないキャラだったんで。表面上はマコトは違うんでしょうけど、「どこか内面で相通じるものがあるのかな」という感じで僕自身も演じたのでマコトとのやり取りを楽しんでもらえればいいですね。
寺島さん:乙女ゲーなので、どのキャラクターとも結ばれる可能性があるわけですが、今回のCDでは天祢(一星)さんを選んだ結果があって、その後のお話なので我々としては辛い部分もあったり、「ああ、選ばれなかったんだな」というみんなのせつない気持ちが見えてきて。でもお店には選ばれた天祢さんもいるし、彼女も来ても「仕事は仕事」と割り切らなきゃいけない心の葛藤や動きを聴いていただけたらと思います。
下野さん:ゲームでも自分の感情を表に出して相手にぶつけることをなるべく避けたがっていたけど、ドラマCDでは比較的、素の感情をダイレクトに伝えるシーンがあるので玲司にしては珍しいかなと。あとヒロインが天祢さんを選んだけど、玲司は「あきらめないぜ!」っていうセリフが玲司らしいなと思います。
野島さん:雅也との関わりもおもしろいし、お互い、秘密を持っているところも共通点があって、気になりますね。マコトのセリフの中で割とスラッと言いやすかったのが普通にリムジンに呼ぶところ……。
檜山さん:いつも乗ってるもんな。
野島さん:今日のスタジオにもリムジンに乗ってきたんですけど、僕とも共通点があるなと……本当にごめんなさい。限界です(笑)。
田中さん:ゲームの時は一人でしたが、ドラマで絡むと濃いキャラクターが並んでどうなるのかというのが本当に楽しみで。実際に絡むといろいろなことが見えてきておもしろいですね。香希自身も「これじゃ友達できないだろうな」とわかっていて、こういうポイジションをとって接しているんだと。違う側面も見えてきておもしろかったです。変人でも人とうまくやっていく方法はあるんだとわかって、僕も明日から強く生きていこうと思います(笑)。
――今回のドラマCDでそろって演じたことでよかったことや印象的なエピソードはありますか?
檜山さん:ゲームでは自分一人の作業なので他に誰がやっているのか、わからないケースがあるんです。セリフは絡んでなんぼのところがあるので一緒にやれるとやっぱりおもしろですよね。ゲームでは主人公と1対1になってしまうけど、全員そろうと世界が広がって楽しくなります。
寺島さん:みんな、集まることで見えなかったものが見えたり、このドラマではゴージャスというお店がより見やすくなって、感じることができるようになった気がします。今日、みんなそろって、事前にもらった設定から想像してキャラクターと違っていたということもありました。特に玲司はもっと天真爛漫だと思っていましたが結構大人なんだなと。みんなと絡むことで涼のいろいろなところに気を使える部分も引き出してもらえたかなと思います。マコトのおかげで(笑)。
下野さん:ゲームをやっている時はある程度、イメージしているけど、実際に集まって掛け合いをやってみるとやっぱり違うなと思いました。人と人との言葉のキャッチボールが重要なんだなと再認識できました。でも玲司は残念ながらママとしか絡んでいないし、今日は他に掛け合いをする天祢さん(泰勇気さん)もいなかったので、次回があったら、皆さんと掛け合いができたらいいなと思います。
野島さん:みんなキャストがそろうと役どころでもコミュニケーションがはかれるのでわかりやすさや相乗効果でおもしろさも増していきますね。あとやりながら関係ないことも考えたりしました。「このキャストでホストクラブをやったらどうなるんだろう?」と(笑)。みんな結構、濃いし、あっ、僕は普通ですけど(笑)、きっとおもしろいホストクラブになるんじゃないかなって。
田中さん:今日一緒にやる前はみんなゴージャスというお店の中のスーパースター達なのでそろったらギスギスするんじゃないかと思ったりしましたが、並べてみると案外うまくやっていけそうな気がしました。ドラマCDはゲームと比べて若干違う感じがするところもありましたがそれがいい味になっていると思いました。あと檜山さんが素晴らしかったです。
檜山さん:何が?
野島さん:存在。
田中さん:さっき、おにぎりを食べてたところ。
――男性の目から見て、一番指名がとれそうなキャラクターは?
檜山さん:指名が一番とれなそうなのは今はホストじゃないけど、以前はホストをやっていたチヒロ、つまり雅也です。自信を持って言えます。
寺島さん:だってしゃべらないんですもん。どうにもならないですよね(笑)。現実的に見ると盛り上げ役なので涼を押したいですね。
下野さん:玲司もそこそこいけると思うんですが、いかんせんまだ入りたてで粗い部分があるのでまだまだかな。そう考えると竜崎(直夜)さんが一番大人だし、冗談めいた部分もあって、多彩な感じがあるので一番指名がくるんじゃないでしょうか。
野島さん:個人的には檜山さんと飲んでると楽しいなと。
檜山さん:俺は接客しないよ!
野島さん:僕がお客さんだとしたら香希かな。結構いろいろなことを知ってそうだし、人間の大きさや深さも見え隠れ隠れして。おもしろい話とか感動させる話をしてくれて、楽しませてくれそうだなと期待して指名します。
田中さん:よくそういうお店では説教係みたいなホストさんやホステスさんがいるそうで。
野島さん:絶対やだ(笑)。
田中さん:Mっ気が多い女性が多ければ、香希が指名をとれると思います。叱られたい人は香希で、普通の人は竜崎に行くと思います。
――最後にメッセージをお願いします
檜山さん:僕のキャラは他のメンバーとは異質で前作から引き続き出ているので、ゲームをプレーされる方は他のメンバーと違った楽しみ方ができるんじゃないかと思います。こういうキャラは本来、隠れキャラ的な存在なのに前面に出ていて、隠れることができない隠れキャラみたいな、存在感をアピールし過ぎだろうと(笑)。ドラマCDでも立ち位置がちょっと違うため、浮いた感じもありますが、今のウルトラマンに昔のウルトラマンがゲストに出て子供達が盛り上がるようなポジションで、前作と今作をつながっている部分を感じて楽しんで聴いてもらえればいいなと思っています。
寺島さん:このドラマCDがゲーム発売の1カ月後ということで聴いてくださる方はもうプレーされている方がほとんどかと思います。ゲームでは各キャラクターとの恋愛を楽しんでいただければいいんですが、このドラマCDではゲームではあまり見られなかったホスト同士の関係性、例えばマコトに対しては涼が先輩な雰囲気を出していたりするところなどゲームではあまり表現されていなかったところをドラマCDで補完していただければと思います。もしまだプレーしていないという方がいれば、絶対、プレーしてから聴いたほうがストーリーの流れもわかっておもしろいと思います。ですからCDから入る方はぜひゲームとセットで購入してください。
下野さん:ゲームを買ってからドラマCDを聴かれる方はゲームで語られていない部分やゲームとテーストが違う部分を楽しんでいただきたいですし、「私はいきなりゲームはちょっと……」という方はまずはドラマCDから聴いて、「こんな感じなんだ」と安心した上でゲームをプレーしていただけたらと思います(笑)。最終的には両方、楽しんでほしいですが、まずは入口としてどちらから入っても楽しめますので『ラストエスコート2』の世界に入ってきてください。
野島さん:ゲームを既に買われてプレーされる方もいると思いますが、ゲームを長時間やっていると疲れると思うので、そんな時にこのドラマCDを聴いていただければ目をつむったままで『ラストエスコート2』の世界に入って、疲れがとれたらまたゲームに戻ってというように24時間堪能してもらえたらうれしいです(笑)。またドラマCDを聴くことで一人ひとりのキャラクターへの愛情が深まっていくと思うので一緒に楽しんでいただきたいと思います。このドラマCDから入る方は『ラストエスコート2』の世界の楽しさが伝わると思うので、ゲームのほうも期待していただけるはずです。両方楽しんでください。
田中さん:ゲームもドラマCDもポップで親しみやすい中にも大人テイストが充満しています。お姉さま方が聴いて納得してもらえるものになったと思うし、若い子達には「大人ってこういうものなんだ」とわかってもらえればおじさん達はうれしいです。物語も魅力的だし、キャラクターも濃い人が多いので楽しめると思います。たっぷり楽しんでください。ゲームとドラマCDを堪能し終わったら、ピンドンを下ろしたいです。僕も飲みたいです。
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『ラストエスコート2〜深夜の甘い棘〜ドラマCD愛に汚れた白薔薇達の甘い棘』 3月25日発売 3150円(税込) 発売:5pb. 販売:メディアファクトリー
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