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鳥人ヒロミ氏原作、月刊「Dear+(ディアプラス)」(新書館刊)で連載中の人気コミック『彩(いろ)おとこ』がドラマCD化。4月30日のリリースに向け豪華キャストによる収録が行なわれた。
物語は大正時代が舞台。大衆文化は華やかなれど未だ男は美より力の時代。石川蘇芳(いしかわ すおう)は、弟の丁子(ちょうじ)らと協力して、男性専門店(メンズショップ)“SUOH”を開店するが、なかなか思うようにいかない。さらに、蘇芳が惚れた陸軍少尉・五道に美を否定されたり、両刀使いの用心棒・岩吾に兄弟揃って狙われたりと、色恋方面も前途多難になっていく── というもの。
今回は「一生懸命やっている姿って端から見ていて美しい」と、美へのこだわりを持つメインキャストのみなさんを収録後に直撃。コメントをいただいた。
――演じてみての物語の感想をお願いします
鈴村健一さん(石川蘇芳役):最初、丁子は女の子かと思いました。でも実際は男で、それがまず驚きました。丁子を“ちょうじ”ではなく“ちょうこ”と呼んで、思い込んでしまっていたのです。
小野大輔さん(石川丁子役):タイトルを最初、何て読むのだろうと思いました。“いろおとこ”と読むんだな、という点から発見がありました。「美とは何か?」を追求する物語が描かれていきますが、“美”と“大正時代”という世界観が見事にマッチしていて、きれいな仕上がりになっていると思いました。その当時、みんなが熱く生きた時代、“美しさ”と“熱さ”の両方が上手く表現されているなと感じました。
柿原徹也さん(石川藍役):時代背景が意外でしたね。大正時代の男性と男性の恋愛がストーリーの中で描かれていることに興味が沸きました。
事件が起きて、個性豊かな登場人物たちが巻き込まれていく。そのストーリーは演じていても、聴いていても面白いなと思いました。
黒田崇矢さん(中室岩吾役):読み物としても楽しいですし、とてもワクワクしながら読んでいました。
着物の絵柄の描写であったり、台詞での言葉のチョイスがとてもお洒落だなと感じさせてくれました。
小杉十郎太さん(五道志信役):個性豊かでユニークで面白いキャラクターたちが登場する物語。大正と言う時代背景、呉服屋を営んでいるというのも今までにはない物語だったんじゃないかな?ボーイズラブを感じさせないところが面白いなと思います。
――みなさんの演じられたキャラクターの魅力。男気だったり、男前の部分をお聞かせください
鈴村さん:目標があって前に進む。達成するためにはありとあらゆる方法を何でも用いる。有限実行するためにはキレイ事だけでは済まされない。そんなひと言でいうと一本気なところが、わかりやすくて男前だなと感じさせてくれます。
小野さん:丁子は弟なので、兄を立てつつ、呉服屋“SUOH”を実質的に取り仕切っていく。コミュニケーションを取りまとめていくのが彼の役回りなのかなと感じます。自分のことではなく、他人の事もしっかりと考えているところがとてもカッコいいですね。
柿原さん:兄を立てるという部分では同じなのですが、丁子ほどしっかりとしてはいなく、発言権はあまりないのかなと思いつつも、家族のこと、お店のことを彼なりにしっかりと考えている。美形の兄たちとは異なり、見た目はゴツイんですけど、素直な気持ちをストレートに出すところは魅力的だなと思います。
黒田さん:自分自身の力でたくましく生きていく強さに富み、バイタリティあふれる用心棒というところが魅力的ですね。好きな人の尻を追いかけつつ、力になろう、助けたいと思う優しさも持つ。いろんなところでバイタリティに満ちていて、仮に用心棒をやめても、1人で生きていけるところに男気を感じます。
小杉さん:外見はオランダ人ですが、ひた向きに生粋の日本人として生きようとするところに彼の生き様を感じます。そこには色々な過去や彼の信じるところの神との葛藤もあるけれど、その葛藤でさえも乗り越えていこうとするひた向きさは魅力なんじゃないかな?今まで乗り越えられなかった自分に目覚めていく姿がかわいいなと思いました。
――アフレコの感想とご覧になる方へのメッセージをお願いします
鈴村さん:この作品には群集劇のイメージがあったので、その中で自分のフィールドを大事に演じようとしたら、ぶつけ合いのような収録になりました。それが良かったなと思うのですけど……。これからその兄弟たちの展開が楽しみなので、また演じる機会があればいいなと思っています。
小野さん:受けでもあるし、攻めでもある。その両方を表現するのは大変でしたが、“ドンと来い”という気持ちで演じました。兄の蘇芳との関わり合い、そしてこの三兄弟がどうなっていくのか、とても気になります。早く続きが知りたいと思う作品なので、その楽しさは聴いてくださる方たちにも伝わることでしょう。ぜひ聴いてください。
柿原さん:収録も楽しかったですし、収録されていない時の会話もまた楽しかったです。これから兄2人と中室、五道の今後が楽しみですよね。藍は、それを見つめて応援していく役回りなので、視聴者の目線に近いので、4人の行く末を見守っていきたいです。
黒田さん:1度のつもりが3度も……。頑張らせてもらいました(笑)。遊びのつもりだった丁子との関係がマジに……。その変化もこれから演じていければと思います。
小杉さん:なごやかな中にも活気がある収録となりました。(作品の)時代背景、とりわけ着物の美しさには感じるところがあり、「和服を着ろ」とまでは言わないけれど、街中やデパートを歩いている時には、ぜひ、呉服売り場にも目をやって、その造形を目に焼き付けた上で、このCDをお聴きいただければと思います。
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