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『最遊記』『ワイルドアダプター』などのヒット作を生み出した峰倉かずや先生の人気作品『BUS GAMER』(読み:ビズゲーマー)が、TVアニメ化され、2008年3月からKBS京都ほかで放送される。
企業同士がそれぞれ3人1チーム同士を戦わせ、企業秘密の入ったディスクを奪い合う「BUS GAME」に参加する美柴鴇(CV:鈴村健一)、中条伸人(CV:諏訪部順一)、斉藤一雄(CV:高橋広樹)の3人。お互いの素性も良く知らぬまま、TEAM「AAA(ノーネーム)」として参加し続けていた。負ければ「死」が待っている過酷なゲーム。生きる為には、彼らは勝ち続けなければならない…という、ハードアクションストーリーだ。
そのOPテーマ「NO NAME」とEDテーマ「Train」を歌うのは、各キャラクターを演じる鈴村さん、諏訪部さん、高橋さんの3人。OPテーマ「NO NAME」は3人が歌い、EDテーマ「Train」は、同じ曲を3人それぞれがソロで歌い、TVアニメの全3話放送の各話EDごとに放送されるという画期的な演出がされている。OP/EDテーマ共に、峰倉先生が作詞を手がけており、『BUS GAMER』の世界観を音楽でも楽しめる。
これらの楽曲は、アニメーションで使用されるBGMと合わせて、4月23日発売予定のCD「TVアニメーション『BUS GAMER』サウンドファイル」に収録される。ファンは要チェックだ。
今回、レコーディング終了後に鈴村さんにインタビュー、『BUS GAMER』という作品、そして、主題歌について語って頂いた。
●時代が『BUS GAMER』に追いついた
――『BUS GAMER』という作品についての印象をお聞かせ下さい。
鈴村さん:『BUS GAMER』との出会いは、ドラマCDをやった時ですね。
当時、『BUS GAMER』を連載している雑誌社である一迅社さんのバックアップラジオ「ラジオゼロサム」というのがあって、「『BUS GAMER』がドラマCDになるので、メインキャストの3人でラジオをやって下さい」というお話を頂いて、そこから始まっているんです。ですので、僕としては、懐かしいですね。「アニメになっちゃうんだ!」というのが一番、ビックリしています。
今、「○○ゲーム」というタイトルの作品が流行っていると思いますが、“ゲーム”をベースにしたドラマや漫画などの先駆け的な作品だと思います。時代感というのが、凄くマッチしていたような感じがしますね。『BUS GAMER』が始まった頃は、ゲームの世界と通常の世界が曖昧で、「ゲームは危険」だとか言われたりする時代だったと思うんです。ちょうどそういう時代に、人生すらもゲーム化して暮らす人達がいるという発想が凄く面白いなと思いました。今も変わらずそう思いますけど、時代が『BUS GAMER』に追いついた気がしますね。
――鈴村さんが演じているキャラクター・美柴鴇(みしば とき)についてどう思いますか?
鈴村さん:ミステリアスなキャラクターだなと思います。彼自身、確実に背負っているものがあるんですけど、全部、伏せているようなところがあって“見せない”というところに作品の面白さがあると思うんです。見せないことでミステリアスさが増しているというか…。隠された部分が、明かされるかどうかというのはあまり気にしてはいません。今のまま“見せない”ままでいることが作品上の彼の魅力だと思うので。
――“美柴鴇”というキャラクターは、クールなキャラクターという設定で、群れることが好きじゃないということですが、周りのみんなが構いたくなるようなキャラクターでもありますよね?
鈴村さん:アニメーションや漫画におけるクールキャラクターって、浮世離れしているというか、世捨て人みたいな人だからクール、みたいに表現されていることが多いと思うんです。でも、クールキャラクターという鴇を演じた時は、凄く人間的というか生っぽい感じのキャラクターだったかなと思います。話し方などを普段よりも抑えてやったという覚えがあるんですけど、どちらかというとそこにも意味がある、というアプローチをしたつもりです。ぼそぼそ喋って物事を解決しようとせずに、「人間性というもののバックボーンの上のクールって何なんだろう?」と思って、キャラクターについて色々と考えたので、凄い難しかった覚えがありますね。「楽したら駄目だな」というようなキャラクターだったと思います。
またこのキャラクターにチャレンジするのかと思うと、自分がどういうアプローチをするのか、一から改めて考えてやると思うので、自分でもまだ分かりませんし、現場に立ってみて考えようと思います。ドラマCDと圧倒的に違うのは、今度はアニメーションになって、映像がつくので、その時のビジュアルのインパクトというものも加味していくことになります。原作は漫画ですが、キャラクター達が動くというのはなかなか熱量を持っているので、それをどういう風に落とし込んでいくかが、課題になっていると思いますね。
●順調に進んだレコーディング。「本当に気持ちよく歌えました」
――さて、鈴村さんはほかのキャストの方々とOPテーマ「NO NAME」、そしてソロという形で、EDテーマ「Train」を歌いますが、まず、OPテーマ「NO NAME」についてお聞かせ下さい。
鈴村さん:楽曲的にアーティスティックな部分もあるんですが、それ以上にもの凄くオープニング感がある曲だと思いましたね。ベタなアニメソングではないんですが、時代が動いている感じが凄くします。
僕が見ていた頃のアニメソングって、作品のタイトルが歌詞に入っているような歌が多かったんですが、今回の歌は歌詞には『BUS GAMER』というタイトルは入っていないし、でも、アニメソングだなと感じ…、何とも不思議な曲でしたね。
青春ドラマでかかりそうな歌っぽくて、そこにダークサイドみたいな部分があるという感じの曲ですね。
――EDテーマ「Train」の方についてもお聞かせ下さい。
鈴村さん:ギターのメロディを聞いていて、凄くエンディング曲っぽい感じがしました。ノスタルジックというか、夕焼けみたいな感じというか…。色合い的には、夕暮れ時みたいな、ちょっと暗い感じがしつつも、疾走感があって、面白い楽曲だなと思いました。
あと“刹那”な感じがしますね。進んでいくことを悲観しているような意味での“刹那”。一期一会というよりは、ただ過ぎてしまう、という感じがしますね。
“刹那”ななかから何を見出すかというのが『BUS GAMER』のテーマだったりするので、音楽にもそれがよく出ているのかなと思いました。「時間はどうしようもなく過ぎてしまうということを、認めていきましょう」というイメージはありますね。
――OP・ED共に、作詞は原作の峰倉かずや先生が担当されています。
鈴村さん:はい。ちょっと話は変わりますが、確か、峰倉先生は刑事ドラマが好きだったと思うんです。何となくそのニュアンスが乗っかっているなと思いました。
『BUS GAMER』って『最遊記』みたいにファンタジーな世界ではなくて、“現代の世界”という部分があるので、現代風で刑事ドラマっぽくて…そういう感じが凄く出ていて、刑事ドラマが好きというのが滲み出ていて、とても素敵だなと思いました。
好きなこと、やりたいことを表現することで昇華して、『BUS GAMER』では主題歌の作詞までされて、表現者としては素晴らしいと思いました。
――レコーディングが、予定よりも早く終わったとお聞きしましたが…。
鈴村さん:はい。OPもEDも順調すぎるくらい順調にレコーディングして、2曲で1時間くらいで終わりました。もの凄く早く終わりましたが、本当に気持ちよく歌えました。OPもEDも歌いやすかったです。音と詞の軸があっていたので、すっと曲に入っていけたかなと思います。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
鈴村さん:僕にとって非常に懐かしい作品である『BUS GAMER』がいよいよアニメになります。三夜限りということで本数は少ないんですが、内容のぎゅっと詰まったものになるんじゃないかなと期待しております。ドラマCDとはまた違った、“新生『BUS GAMER』”としてアプローチしていくと思いますので、新しいものを作ろうという意識でやっていきたいと思っています。
また、OPテーマは3人で歌っていて、EDテーマは3人がソロで歌っています。歌手違いで同じ楽曲を歌っているという、非常につらい状況で皆さんにお届けすることになります。「誰々がよかった!」とか言わずに、「みんな良かった!」と、言って頂ければと思います。一番探しはしないで下さい(苦笑)。また『BUS GAMER』の世界でお会いしましょう!
CD■TVアニメーション『BUS GAMER』サウンドファイル
2008年4月23日 3,150円(税込)
初回特典:特製ジャケットサイズステッカー
発売元:株式会社フロンティアワークス
販売元:株式会社フロンティアワークス
販売協力:ジェネオン エンタテインメント株式会社
<収録内容>
TVアニメーション『BUS GAMER』BGM
OPテーマ「NO NAME」:TEAM『AAA(ノーネーム)』(CV:鈴村健一、諏訪部順一、高橋広樹)
EDテーマ「Train」:主要キャラクター1名ずつが同じ曲を歌唱(1・美柴鴇/CV:鈴村健一ソロ、 2・中条伸人/CV:諏訪部順一ソロ、3・斉藤一雄/CV:高橋広樹ソロ)、全3話放送の各話毎に歌うキャラクターが変わり、その3パターン全てをフルサイズで収録。OP/EDテーマともに作詞は原作者の峰倉かずや先生!
※OP/EDテーマのシングル発売予定はございません。
Anime■TVアニメーション『BUS GAMER』
原作:峰倉かずや『BUS GAMER』(一迅社・月刊「コミックREX」掲載)
ストーリー原案・監修:峰倉かずや
監督:葛谷直行
脚本:代々木一
<キャスト>
美柴 鴇(みしば とき):鈴村健一
中条伸人(なかじょう のぶと):諏訪部順一
斉藤一雄(さいとう かずお):高橋広樹 ほか
名古屋テレビ 3月21日(金)27:15〜
KBS京都 3月14日(金)26:30〜
tvk 3月15日(土)25:30〜
サンテレビ 3月17日(月)26:10〜
チバテレビ 3月17日(月)26:10〜
テレ玉 3月17日(月)25:30〜
(放送局・放送時期は予告無く変更の場合あり)
AT-X 4月18日(金)より(金)9:00〜、20:00〜/(火)13:00〜、23:00〜
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