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1月25日にリリースされたアニメ『H2O』の主題歌「片翼のイカロス」が好調の榊原ゆいさん。本編にも出演する榊原さんに楽曲の魅力を語ってもらいました  ( 2008年02月12日 )

08年1月3日からスタートしたTVアニメ『H2O』の主題歌「片翼のイカロス」を歌うのは本編にも八雲はまじ役で出演する榊原ゆいさん。

 今回は、1月25日に発売された「片翼のイカロス」のレコーディングにおじゃま。榊原さんを取材した。

「片翼のイカロス」はElements Gardenによる楽曲でケルトっぽい雰囲気をかもしながら、エバーグリーンに広がる、スケールが大きな曲を榊原さんが伸びやかなボーカルで歌っている。

 カップリングの「スイッチ・オン♪」はアニメの挿入歌で、こちらは主題歌と対照的に女の子のかわいらしさいっぱいの明るく楽しい曲。まったく違った方向性の曲を歌いこなせるのはアーティストであり、声優でもある榊原さんならでは。

 また作品中に八雲はまじ役で出演しているが、はまじはムードメーカー的なポジションであり、「普通の子」といいながらも主人公達をひっかきまわす、おもしろい役どころ。榊原さんの演技にも注目したい。

 原作ファンにとっては『H2O』がどんなアニメになっていくのか、気になるところだが、主題歌も含めてファンを裏切らない出来になっているはず。お見逃しなく!

●「片翼のイカロス」という楽曲の印象



――主題歌「片翼のイカロス」の印象はいかがですか?



榊原さん:『H2O』では原作のゲームから関わらせていただいていたんですが、歌を担当させていただくのは初めてでうれしいですね。「どんな感じの曲になるのかな?」と思っていたら結構意表をつかれてビックリしました。でも曲を聴き進めていくと作品の世界観にぴったりハマっていて。空に飛び立っていくような雰囲気と広がっていく感じがしました。神々しい中にも共感できるところもあるし、自分に置き換えられる部分もあってカッコイイ曲だなと思いました。

 Elements Gardenの上松範康さんの曲なんですが、Elements Gardenさんからの曲はわりとかわいい曲をいただくことが多くて。この曲をいただいた時、「違った引き出しを開けよう」と思いました。神秘的で、大人でもあり、サビではハツラツと子供らしくもあり、いろいろな味を込めた歌い方をしています。声を震わせたかと思ったら、バンと張るところもあって。自分の持っているテクニックで遊べた作品になったかなって。サウンドも民族的要素も入った音のアレンジでカッコイイ曲になったと思います。





――お気に入りのフレーズはありますか?



榊原さん:大サビの前のブロックで、“もっと高く もっと高く”と二度続く意味がきっとあるんだろうなと思って、一度目と二度目の“もっと高く”は違う気持ちで歌いました。ディレクションしてくださったElements Gardenの藤間仁さんも「鳥肌が立った」と言ってくれました。歌の中での気持ちの変化や成長を聴いていただけたらいいなと思います。でもこの部分はテレビバージョンでは出てこないのでぜひCDを買って聴いてください(笑)。





――カップリングとなる挿入歌の「スイッチ・オン♪」はどんな曲ですか?



榊原さん:「片翼のイカロス」とは対照的な曲でこの2曲が同じCDの中に入るのはおもしろいなと思いました(笑)。歌い方や歌声もまったく違うけど、でも私ならではなのかなと。「片翼のイカロス」も作品の世界観を表現しているけど、「スイッチ・オン♪」もキャラ達に特化して、まだ子供だけど元気なところや恋する部分も詰め込まれてかわいくて、ピッタリだなと思いました。はまじとして歌ったわけではないですが、はまじの雰囲気を入れつつ、かわいらしさを前面に出して歌いました。





――『H2O』のアニメ化についてどう思われましたか?



榊原さん:ゲームがアニメ化される時、ゲームはルートによってエンディングも違うし、キャラごとのストーリーが用意されているけど、「アニメ化してどこまで描ききれるのかな」とか「アニメのオリジナル部分もあるだろうな」といつもワクワクするんです。この作品は少し重めのテーマがあって、アニメの中で主人公や女の子達がどんなふうに動いて、最後どうなるのか、先の展開が読めないんですよね。だから視聴者の方と同じように収録が毎回楽しみなんです。





●『H2O』はアフレコ現場のバランスがGOOD!



――榊原さんが演じる八雲はまじはどんなキャラですか?



榊原さん:役をいただいた時、まず名前に食いついてしまいました(笑)。はまじは『H2O』の世界観をひっかきまわすというか、空気を読まないで行動するので、ある意味救世主的なポジションのキャラだと思います。親友の九門真紀ちゃんとつるんでいて、すごくかわいらしくて、明るくて、マイペースでおてんばな感じです。





――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?



榊原さん:元々、仲がいい子や顔見知りの人が多いので楽しいですね。あとスタジオでの座る位置が男の子役と女の子役がきれいに半分ずつ分かれておもしろかったです。音響監督がいつもおっしゃっているのが「作品のテーマが重めだけど、出演者が重く演じてしまったら暗い作品になってしまうので、思ったよりも明るい気持ちで演じましょう」と。私達自身は和気あいあいと楽しい雰囲気なので、そのままの空気で本番もやらせていただいています。他の出演者の方もアドリブをバンバン入れたり、雰囲気を明るくしてくださって。でもメッセージも伝わるようにやっていて、とてもバランスがいい現場になっていると思います。





――みなさんへメッセージをお願いします



榊原さん:出演者の私達も展開が読めない作品ですが、人の心の変化や成長していく過程や人は一人では生きられないと感じさせるヒューマンドラマの部分にも注目していただけたらと思います。また作品を見ていくうちに、主題歌の歌詞の意味や想いもわかってくると思いますので、アニメと主題歌、両方楽しんでください。

「片翼のイカロス」/榊原ゆい
2008年1月25日発売
1260円(税込)
発売元:ブロッコリー
販売元:バンダイビジュアル



 





Copyright (C)2008『H2O』製作委員会


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