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水樹奈々のライブツアーは会場に響き渡る16,000人の大合唱で感動のフィナーレ!2月に新曲リリース、7月のライブの二大ニュースも発表!!「NANA MIZUKI LIVE FORMULA 2007-2008」ライブレポート  ( 2008年01月31日 )

昨年12月2日の名古屋・センチュリーホールからスタートしたライブツアー、『NANA MIZUKI LIVE FORMULA 2007-2008』の最終公演が1月3日、さいたまスーパーアリーナにて行われた。アーティスト活動7周年を記念して2007年2月、横浜アリーナで開催された『LIVE MUSEUM 2007』では様々なステージ演出が飛び出す約4時間に及ぶ大きなスケールのステージを披露した水樹さんだったが、今回は約16,000人を動員し、自身の記録を更新する大きな会場でのライブとなる。

●ステージはサーキット風の“水樹仕様”



 会場には「“FORMULA”は“〜式”という意味があるんですけど、水樹式ということで私らしく、走り回れるように、そしてサーキットのようなステージにしてもらいました」と説明したY字上のステージが広がっている。エンジンが奏でるエグゾーストノイズと共にスクリーンにはフォーミュラマシンが映し出される。そしてヘルメットを持ちレーシングスーツで身を固めた水樹さんの姿が。レース直前のレーサーよろしくクルーとの無線を通した会話の後、いよいよわくわくする“F1サーカス”の開演だ。



 激しいビートを叩き込むロックナンバー「Bring it on!」からスタートしたライブは水樹さんの「いくぜ!」の声に合わせ、観客の「オーッ!」の力強い掛け声が広いアリーナいっぱいに響き渡り、何千、何万ものブルーのサイリュームが激しく揺れた。開始から熱狂的なテンションに呼応するかのようにステージには8本の大きなファイヤーボーハが上がった。たたみ込むにハードな「SECRET AMBITION」を続け、最初からトップギアのフルスルット。



 歌い終わると呼吸も荒いまま、「皆さん、こんばんは! 来たぜ、LIVE FOMULA ROUND7!」と叫んだ。「本当に楽しみにしてたんだ。みんなも同じ気持ちでいてくれた?」と会場に問いかけると、YESの意味の大きな「オーッ!」に「ありがとう。みんな、大好き」。またライブ前日はマネージャーさんに「家から出ないでくださいね」と言われながらも初売りや初詣に出かけたことを告白。「せっかく黙ってたのに(笑)」と言いながら、1年に1回しか引かないおみくじで大吉が出て「すごくテンションが上がってます。全力で手加減なしで行きます! 今日、ちょっと激しいけど大丈夫? じゃあ、今日は私にかかって来てね!」



 新メンバー、ドラム&パーカッションのチョーさんを紹介すると、そのパーカッションから始まるさわやかな「ファーストカレンダー」への流れが素晴らしい。「フリースタイル」ではダンサーを引き連れ、アリーナのセンターに設置された花道へ。次の「RUSH&DASH!」ではセンターステージで「みんな、行くよ!」とこぶしを振り上げ、ギターソロが続く間奏では会場と一緒に「オーッ」とコールと心を合わせた。





●躍動感と華麗なダンスで観るものを圧倒



 水樹さんがステージ袖に消えるとここで恒例となったバンド、チェリーボーイズの紹介。レーシングクルー風の衣装を着たバンドメンバーがそれぞれ華麗なダンスを披露し、大いに盛り上がった。「chronicle of sky」では角を付けた「ペガサスっぽい」と例えた衣装に着替えた水樹さんも「私もチェリーボーイズに負けてられない」と激しいナンバーで対抗した。「激しいダンスナンバーはいつもメインステージだから360度からみんなに見てほしくて。今日はそっちでやろうかな」とセンターステージに歩き出した。そして「私はこの曲からダンスが始まりました」と紹介した「through the night」へ。ダンサーと一緒に、遠くから見ていても汗が飛び散るのが見えるような躍動感のあるダンスを踊りながらも呼吸も乱れず、楽曲を歌いあげる水樹さんには驚かされる。



 「Pray」から一転して大人っぽい落ち着いたムードの衣装で登場した水樹さん。「innocent starer」を歌った後のMCで会場からの大きな「回れ」コールに「みんな、わがままだな」と言いながらもニッコリと一回転を二回繰り返した。「せっかく大人っぽい衣装を着たのでちょっとスペシャルなことをしたいんだけど……私達だけの力じゃできないの。そこでゲストをお呼びしました。アルパ(竪琴)奏者の上松美香さんです」と紹介すると大きな拍手が起こった。ステージに現れた上松さんは「明けましておめでとうございます。今日は最高の演奏をしたいと思います」とごあいさつ。水樹さんから「緊張してる?」と聞かれ、微笑みながらも「心臓が痛いです」と答える上松さん。数々の国際コンクールに入賞し、世界的な活動を繰り広げているアーティストと思えない愛らしさからか、会場からも「かわいい」の声がたくさん上がっていた。「以前から美香ちゃんのアルパの演奏が好きでずっとラブコールを送っていて、曲で初めて共演が実現して。ライブにも来てほしいなと思っていたんですけど、今日その夢が叶いました」とうれしそうに語る水樹さんは上松さんが高校の後輩であることも明かした上で、「美香ちゃんのほうがお姉さんっぽい」とポツリ。共演に選んだ曲は水樹さんが出演するゲーム『SHINING WIND』のテーマ曲で、自身で作詞も手掛けた「Heart-shaped chant」。上松さんのアルパの音の荘厳で美しいから始まり、水樹さんの神聖な歌声が重なり、バンドの演奏が加わるとより力強さを増していった。落ち着いた雰囲気のまま、アコースティックコーナーに移る。『GREAT ACTIVITY』の収録曲で「せつなくて大好き」と語る「ラストシーン」と、「去年の横浜アリーナで雪に降られながら歌ったことを昨日のことのように覚えています」という思い出の曲「Crystal Letter」を、ブルースハープを吹きながらしっとりと歌った。





●色々な想いがこみ上げる50回記念のステージ



 ジャパネスクな衣装に着替えた水樹さんは再び場内の熱気に点火するようにアッパーなナンバー「Take a chance」で後半戦をスタート。続けて「すっごい飛びまくるけど、みんな付いてきてくれる? 覚悟はできてる? みんなのパワーを一つにするようにこの曲で。『POWER GATE』」。コール&レスポンスで盛り上がりながら、「POWER GATE〜!」の大合唱。「さらにヒートアップしていくよ」と「SUPER GENERATION」。バンドメンバーにあおられるように16,000人の「ララララ〜」が音の津波のように会場を覆った。目まぐるしい衣装チェンジもすごい水樹さん、今度は華麗に指揮者風の衣装に早変わり。会場に「これからもっともっと激しい曲が続いてるけど、覚悟はできてんの?」、「もっともっとかかって来れるの?」と問いかけるたびに大きな歓声が上がる。「まだまだ行ける!」と確認したようにうなづくと「これからタテノリコンボで行くよ!」と「ETERNAL BLAZE」のイントロが流れる。すると場内は炎を模したオレンジのサイリューム一色になって燃え上がる。ステージ上にも再び火柱が上がった。



 「残光のガイア」、「Orchestral Fantasia」と激しいナンバーを歌った後、楽しそうに、でもちょっと寂しそうに「帰りたくないね。朝までやりたいね」と話す。「20歳を迎えた記念に銀座のヤマハホールで初めてソロライブをやったんですけど、そこから数えて今日がちょうど50公演目になります」と節目の公演だったことを告げるといろいろな想いが込み上げてきたのか、瞳から大粒の涙があふれ出した。「その頃は毎日が必死で、“うまくやらなきゃ”って肩に力が入ってばかりいて、この50回目のステージに立つまでにいろいろな人に出会ってきて、少しずつ自分を開放できたような気がするんだ。“ありがとう”という言葉はたった5文字なのになかなか伝えられなくて。精一杯伝えたいのに伝わらなくて悔しい想いをしたり。去年、横浜アリーナのステージでいろいろなものが解き放たれた気がしたの。もっともっと素直になれる気がして。それと同時にもっと歌いたいという気持ちが爆発して。その気持ちがアルバム『GREAT ACTIVITY』やシングル『SECRET AMBITION』や『MASSIVE WONDERS』に込められています。2007年は大事な年で締めくくりとなるステージでこうやってみんなと会えて、素直な気持ちを言葉にできて、とってもうれしいです。ありがとう」と感謝の気持ちを言葉にして深々と頭を下げた。「これ以上の気持ちは言葉にできないから歌に託したいと思います。私の精一杯の気持ちを受け止めてください」とセンターステージで「Sing Forever」を歌い上げた。歌への想いや半生を振り返るような曲を歌う水樹さんを、会場全員が真剣で温かいまなざしで見つめていた。





●新曲のタイトルは「STARCAMP EP」!



 本編終了後、大きなアンコールに迎えられ登場すると、アンコールの1曲目は『GREAT ACTIVITY』収録の水樹さん作詞・作曲による「SEVEN」に、「Justice to Believe」と情熱的な歌と演奏がシンクロする壮大な楽曲2曲を歌った。「じゃあ、恒例のあれ言っちゃおうかな? シャーッス!」と会場に振ると「シャーッス!」とパーソナリティを務めるラジオ番組『スマイルギャング』のお約束の合言葉を交わす。そして2月6日に17枚目となるシングルがリリースされることと、タイトルが「STARCAMP EP」が発表された。「タロットカードの17番目の札がスターで、キャンプは同じ思想を持つ人が集う。そこにシングルを意味するEPを付けました」というタイトルの由来と、自身も出演するアニメ『ロザリオとバンパイア』のOP&ED曲に、テレビ番組「音楽戦士」のテーマ曲を含む、全4曲入りのマキシシングルであることを説明した。「ちょうど今日流れる『スマイルギャング』でオンエアされるんだけど……」と一斉に「え〜っ!」の声。「じゃあ、ここで先に歌っちゃおうか! 宇宙初公開で」と紹介して歌ったのが『ロザリオとバンパイア』のED曲「Dancing in the velvet moon」。水樹さんの作詞曲で、ミディアム系のロックナンバーで高らかに歌い上げるサビのラストフレーズ、大サビ前のパートが印象的だ。アニメでテレビパートしか聴いていない人にも全編を通して聴いてほしい。場内の反応も上々で水樹さんもホッとした表情。「ダブルAサイドどころかオールAサイドになります!楽しみにしててくださいね!」。



 「やっぱり最後は元気な曲で。最後は全身全霊でひとつになろう!」と言うと銀テープの特効と共に「Level Hi!」。バンドは最高のビートを刻み、サビではたくさんのタオルマフラーが舞った。歌い終わって、バンドのチェリーボーイズ、ダンサーのチームヨーダを紹介するとマイクをはずして、「ありがとうございました!」とお礼を述べた。「すごく楽しかったよ」と言いながら何度も「ありがとう!」を繰り返す水樹さん。そして「最高の1年をありがとう! またパワーを増幅させて2008年はもっとすごいことをやろうと思ってます。そんな私にこれからも付いてきてくれますか〜? 2008年も水樹奈々に〜!」と会場にマイクを向けると「かかって来い!」の大合唱! 





●ラストにサプライズ!代々木体育館2Days決定!



 ここでライブも終了と思いきや、鳴りやまない奈々コールに再びステージに戻ってきた水樹さん。「私の名前をたくさん呼んでくれてありがとう。楽屋に戻ったらすごくいいお知らせがあって、それを今日伝えてもいいと言われました。2008年夏、7月5日と6日、ライブをやることが決定しました!」と報告。歓声とたくさんの拍手が湧き上がった。「ありがとう! うれしい、すごくうれしい! 今日でツアーが終わっちゃうのがすごく寂しくて。またみんなと会える日が決まってうれしい! 場所は東京・国立代々木第一体育館です」と告げると会場は喜びから万歳三唱。「今日は本当にうれしい日になりました。ありがとう! せっかくだから何かやろうか。今日もたくさんのきれいな青いサイリュームが会場中に広がっていて…… スーパーアリーナを青く染めてくれたみんなに『アオイイロ』でお返ししたいな」と「アオイイロ」をアカペラで歌い始めた。会場もスクリーンに映し出された歌詞など必要ないくらい、ひとつにまとまって歌った。16,000人の大合唱。感動的なシーン。

 最後にサイン入りのフリスビーを広い会場の遠い先まで届けとばかりに動き回りながら放った。すべて投げ終わると「アオイイロ」のカラオケが流れる。するとまた水樹さんは歌い出した。そして会場も。そして最後は「今日は本当に本当に楽しい時間をありがとう! また夏、待ってるから!じゃあ、あらためまして2008年も水樹奈々に!」、「かかってこい!」のコール&レスポンスで締めた。



 いつも素敵な歌、時間と想いをくれるが、それと共に感動を与えてくれた今回のステージ。2007年の締め、そして2008年のスタートを最高の形で切った水樹さん。2月のマキシシングルの発売、夏のライブも決定し、今年も素敵なドキドキ、ワクワクさせてくれそうな予感。やっぱり今年も歌姫・水樹奈々から目が離せない!





Live■08.1.3「NANA MIZUKI LIVE FORMULA 2007-2008」最終公演[さいたまスーパーアリーナ] SET LIST
1.Bring it on!

2.SECRET AMBITION

3.ファーストカレンダー

4.フリースタイル

5.RUSH&DASH!

6.chronicle of sky

7.through the night

8.Pray

9.innocent starter

10.Heart-sharped chant

11.ラストシーン

12.Crystal Letter

13.Take a chance

14.POWER GATE

15.SUPER GENERATION

16.MASSIVE WONDERS

17.ETERNAL BLAZE

18.残光のガイア

19.Orchestral Fantasia

20.Sing Forever

ENCORE

21.SEVEN

22.Justice to Believe

23.Dancing in the velvet moon

24.Level Hi!

DOUBLE ENCORE

25.アオイイロ



 



 



 



 



 



 







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